山陰のコンサート・演劇・映画・ギャラリー・イベント情報満載!

CatchNavi

イベント情報

カテゴリ名 : 展示
登録エリア : 島根東部エリア
情報提供者 : キャッチ編集部

イベント名

【企画展】怪談:再話文学の永遠性

イベント内容

小泉八雲記念館

~小泉八雲記念館リニューアルオープン記念・小泉八雲帰化120年記念企画展~

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、随想、小説、紀行文など様々な文芸ジャンルに挑みましただが、その中でも八雲文学の真骨頂と言えるのは、伝承的な昔話や伝説に文学的魂を吹き込み語りなおした「再話文学」だといえます。生涯で70話におよぶ再話作品を紡いでいますが、そのほとんどが人間と異界の交渉を描く物語、すなわち怪談です。

もともと霊的に敏感な少年だった八雲は、生涯にわたり語り部や怪異譚が収録された書籍を通して怪談に親しみ、創造的に再話することで人間の諸相を相対的に描写してきました。そして霊的な物語には一面の真理(truth)があらわれていて、その真理に対する人間の関心は未来へも継続することを予言しています。

そこで、開館記念の企画展も「怪談:再話文学の永遠性」としました。なお、ここでいう「怪談」には、1904年に出版された名著『怪談』を含む、八雲が再話したさまざまな超自然の物語が含まれています。 展示は、「小泉八雲を再話へと導くもの」と「ひろがる『怪談』の世界と語り継がれる再話文学」という2つの観点によって、八雲の再話文学の全貌にアプローチします。前者に関連して松江市が所蔵する「カズン・ジェーン」の草稿のほか、「Moi Cyrilia」(2009年/ELYTIS)、「恋の因果」(『霊の日本』所収)の原典と考えられる三遊亭圓朝の『牡丹燈籠』(小泉家所蔵)など、初公開の資料も展示します。また、後者に関連資料して、1964年に東宝によって制作され、世界35か国以上で上映された映画《怪談》(小林正樹監督)のポスターや八雲の怪談作品の世界各国での翻訳本など、おもにタキス・エフスタシウ・コレクションを中心に展示します。そこには2014年に新たにギリシャ語訳され、刊行された2冊も含まれています。

なぜ、超自然をテーマとする再話文学は現代においても忘れ去られることがないのか。来館者のみなさまには、遊び心をもって展示をお楽しみいただき、超自然の物語に底流する普遍性をみつけだしていただければ幸いです。

開催日・日時

2016/07/16(土) 〜 2017/06/11(日)
開催時間 08:30

開催場所

小泉八雲記念館 (展示室3)

料金

大人 : 400円
小中学生 : 200円

備考(開催日時・チケット情報などの補足)

【開館時間】4月1日~9月30日:8:30-18:30(受付は18:10まで)
10月1日~3月31日:8:30-17:00(受付は16:40まで)

主催

主催:小泉八雲記念館/共催:松江市、NPO法人松江ツーリズム研究会

お問い合わせ先

小泉八雲記念館
TEL : 0852-21-2147
URL : http://www.hearn-museum-matsue.jp/